2005/09/23

Pictures!!

リクエストにお応えしてセネガル写真を大公開☆

まずはバス。











じゃん!!












はい、乗ってのってー、












ブロロロー、


後ろに立っているのは運賃係の車掌くん















バスと馬車













路線によってはこんなキレイなバスも走ってます。



料金はちょっと高め。
















とある海岸で。 海で洗われるために引っ張られていく哀れな羊くん。













砂でゴシゴシ。まな板の鯉。














珍獣、コブ牛。












左上に伸びる半島がアフリカ大陸最西端の地。アルマディ岬。















そこで採れたウニ。この状態でも生きていて、ウニウニ動いてました。













マンゴー!! は50円なり。












お疲れ様でした。

2005/09/16

テランガの国のバス

前回バスは危険だからタクシーに乗る、と書いたのですが、何事も経験と思いバスを使ってみることにしました。なにせ安いんです。家から5kmくらいあるオフィスまでタクシーだと800フランのところを、バスだと100フラン。僅か20円です。安っ!!しかも街中では結構な数が走っていて、大抵5分も待てば乗ることができます。

バスはカラフルな塗装がなされたワゴン車で、乗り降りは後方のドアから。このドアは走行中も開けっ放しで危険なようですが、この方が乗降がスムースだし、風の通りもよい。システムとして成立しているから良いのでしょう。乗降口にいる車掌がゴンゴンッ!って車体を叩くのを合図にバスは出発します。

狭い車内に座席が取り付けられていて、乗客は混雑時で約20人弱。立つスペースもあるのですが、客は全員着席しなければならない、というルールが徹底されています。恐らく立っていると事故が多かったのではないでしょうか。とにかく狭い座席に多くの人が座るのですが、日本の満員電車のように押し合い、圧し合いといった感じとは程遠く、みんなが自主的に詰めて詰めて他の人が座れるようにしています。詰めた結果15cmくらいのスペースしか無くて、「え、それは無理じゃない?!」っと思っても意外と座れてしまうから不思議です。

スリが多い等の話から、カオスなイメージを抱いていたのですが大間違いでした。みんながルールに従って、整然と動いています。しかもみんな親切。家からオフィスに行くのに途中でバスを乗り換えるにあたって、どこで降りたらいいのか最初は分からなかったけれど、同じ方面へ向かう人が一緒に降りて連れて行ってくれました。みんながシステムをよく知らない外国人の僕に親切に教えてくれます。日本みたいに整理された路線図は無いけれど、あまり必要ないんですね。人に聞けばわかりますから。

テランガとは現地のウォロフ語で「温かいもてなし」の意。未だ苦労することは多いですが、テランガの国セネガルをちょっとだけ好きになり始めました。

追記:これを書いた直後に乗ったバスがガス欠でエンコしました(笑)が、運賃は返金され、すぐあとに来た後続のバスに乗り換え。中々、楽しいものです。

2005/09/02

タクシー

ダカール市内での交通手段はもっぱらタクシー。安価なワゴン型のバスもあるのですが、こちらはスリの巣窟らしくセネガル人でさえ危ないというので保険の意味も兼ねてタクシーを利用しています。

黄色と黒のツートンカラーの車体は大抵ボロボロで、ヘッドライトが割れている、フロントガラスがヒビだらけなのは当たり前。スピードメーターは動かないし、窓も開かない(もしくは閉まらない)、そんなのばっかりです。ドアノブが壊れていて外からしか開かない車も多く、最初は降りるときに戸惑ったり
したけれど、最近ではさっと窓から手を出して外の取っ手を操作するワザも覚えました。(笑)

走っている車種は、CARINA、COROLLA、CAMRY、CORONAなど。たまにルノーやプジョーも見ますが、実に9割以上がトヨタ車です。セネガルであれば、日本車よりフランス車の方が安いだろうに、なんでだ?と思い運転手に聞いてみました。いわく「ディーゼルならトヨタが一番。ほとんど故障が無いからな。プジョーなんて乗ってみろ、半年で壊れて商売にならんよ。」現在ダカールを走っているタクシーは80年代に輸入された中古車がほとんどらしい。以来20年近く走り続けているトヨタってすごいです。

セネガル人は意外とキレイ好きのようで、タクシーも含めて道端で洗車しているところをよく見かけます。この辺もトヨタの長寿命に貢献しているのかもしれません。

ちなみに料金は全て乗車前の交渉で決まります。昔はメーターを利用していたらしいけれど渋滞が多いことから不満が続出し、現在のシステムに落ち着いたとか。料金は目的地までの距離と所要時間をもとに決まり、これまでの経験によれば大体10分の乗車で500フラン(100円)といったところでしょう
か。大抵の運転手は1.5?2倍くらいの値段をふっかけてきまが、どこまで下げられるかはこちらの気分とウデ次第。750フランか800フランか(=150円か160円か)で言い争いをしていると、たまにバカらしくなります。

現在ダカールは雨季の真っ最中なのですが、雨が降るといたるところで道路が冠水し、渋滞がひどくなります。それに従いタクシーの料金も跳ね上がる。交通効率が極端に落ちますから、経済的な損失も大きいと思います。

94年にJICAの事業でダカールの雨水排水設備計画を作っていますが、資金不足のため結局実行されなかったとか。現状を見る限り、未だに作られていないのでしょう。そろそろ計画を見直してなんとかした方がいいんでない?と曇り空に思う今日この頃であります。