2005/03/29

San Francisco 3月21日(月)

この日は朝一で電車に乗って空港へ。とはいっても飛行機に乗るためではありません。なんと父が仕事でSan Franciscoに来ると言うのです。僕は西海岸に来るのは初めてだし、父もそんなにアメリカに来るわけではない。なんという奇遇。ホントは夜ゆっくりご飯でも食べながらという予定だったのが、急遽乗り継ぎでSan Diegoに飛ぶことになったため、フライトの待ち時間に空港で会うことになりました。

20分ほど遅れたものの飛行機は無事に到着。ゲートからちょっとお疲れ気味の父が出てきました。あまり時間が無かったので、とりあえず次の便のチェックインカウンターへ。ここが長蛇の列で結局、一緒にいた時間はほとんど列に並んで過ごしました。それにしても異国の地で家族と再会するのは不思議な感じ。とはいえたったの2ヶ月ぶりですけど。千葉に住んでいる姉も家族と会う頻度はあまり変わらなかったりして。

お土産を沢山もらいました。焼酎やら、お菓子やら、レトルトカレーやら。はたまた納豆とキムチまで。キムチはこっちでも売ってるんですけどね・・・(日米比較写真 右が父のお土産)。ところで納豆もキムチももちろん要冷蔵です。父が日本を出て・・、空港で受け取り・・、僕がIthacaに戻るまで、ずーっと常温にさらされてました。計6日間。大丈夫かなぁと思いつつ食べたけれどまだお腹がこわれた様子はありません。結構いけるもんですね。

記念写真を撮って、父を見送ったのち、学会に戻りました。「Opportunities in International Planning」というSessionに参加したのですが、これがまたつまらない。アメリカ国内に焦点が当てられたものが多い中で数少ない国際系のSessionで期待していたのですが、本当に基礎の基礎を紹介する程度であまり役に立つとは言えないものでした。曰く、様々な環境にチャレンジする精神が必要だとか、語学力が必要だとか・・・。常識の域を出ない内容を喋り続けるスピーカーに、一緒に出席した友達も唖然としていました。

そのスピーカーがまた曲者というか。ある国際機関出身の豪勢に着飾った女性で、途上国の人間の考え方は我々とは違うんだ、彼らにとって「Time is Gold」ではないんだ・・のような内容を力説していました。途上国を見下している感たっぷりに。挙句の果てに文化がまるで違う環境に入ったら「Use must your common sense」だって。自分の常識が通用しない世界の話をしているのではないの??と意味が分からなくなりました。ちなみに彼女アメリカ人じゃないです。

夜はReception Partyに参加。Berkeleyなど地元の大学は参加者も多いので独自に部屋を設けていたのですが、Cornellは人数が少ないため、他の大学と合同Reception。Cornellの卒業生はAPAに勤めているという女性をはじめほんと数人程度でした。少なっ。Reception自体、食べ物もポテトチップスくらいしかないし、ドリンクもお金を取るというどケチっぷり。で、友達とBerkeleyの部屋に忍び込んでご飯頂いちゃいました。ご馳走様。

その後、飲みに行こうということになり、Garyの泊まっているホテルに移動。そこでビール&ウォッカを空けてから、なぜかセネガル料理をやってるBarに行くことに。途中、小腹が空いたのでメキシカンの店でほおばったTacosがまたおいしい。Barでアフリカ系の音楽を楽しんでから、さらにハシゴすることに。時計は1時前。さすがに疲れたのと、この週に書き上げなければならないPaperがあったのでお先に失礼してホテルに帰りました。

2005/03/27

San Francisco 3月20日(日)

朝8時に起きて、学会へ。今回の会場Moscone Centerは街の中心にある立派な国際会議場といった感じです。とてもキレイ。まずは受付で登録して、バッジを貰う。これが無いと会場に入れません。しかし登録費が$140もする。前から知ってはいたことだけど、やっぱり高い。それだけの価値はあるんだろうか・・と少し躊躇したものの、一応これが旅の目的なわけだから、登録しないわけにはいかないので払っちゃいました。 そして5日間のプログラム表や様々な資料とともに渡された鞄。こんなもの要らないから登録費を安くして・・・てな気持ちで受け取りました。
ちなみにこの鞄は将来も使う見込みが無い&荷物になるためホテルに捨ててきましたm(_ _)m。で記念写真

Conferenceは20程度のSessionが同時進行で行われ、プログラムを見て自分の好きなSession(こんな感じ)に参加する形です。大学の授業みたいな感じですかね。

この日は出たいSessionが午後にしかなかったので、午前中は街を散策することに。僕は基本的に都会が好きにはなれないのですが、San Franciscoは何だか気に入りました。気候が温暖なだけじゃなく、街自体が暖かい感じ。NYとは大分雰囲気が違うなと思いました。ちょっと興奮?したのが、街の坂。NYCとかには全く無い、いかにもハリウッド映画のカーチェイスに出てきそうな坂が印象的でした(写真の奥の方です)。
そして何よりも街中を吹き抜ける海風。やっぱり僕にとって海は特別なもの。元気が出ます。Ithacaにいるとホント潮気が抜けるというか。

途中、Japan Townという場所があったので、行ってみました。そこの公園に行ったらなんと桜が咲いているではないですか!ちょっと感動→自分が日本人であることを実感しました。他に和食のレストランや紀伊国屋書店などがあったのですが、あまり時間が無かったのでほとんど素通り。

そして昼ご飯に行ったのがSan Franciscoで大人気の飲茶です(こちらではDim Sumと呼ばれてます)。店の前は待ち人が沢山。ラッキーなことに大人数(9人)で行った我々は大人数用のテーブルが空いていたため、ほとんど待たずに入れました。座るとオーダーする間も無く、ウェイトレスさんたちが料理を運んできます。その中から欲しいものをとっていく形。注文→料理→サーブという流れが完全に省かれているので、かなり効率的。ある意味回転寿司みたいな感じです。味もなかなか良くて満腹満足。

その後、China Townをちょっと歩いて、ようやく会議場へ戻りました。2時ごろから参加したのですが、内容は今ひとつ面白くない。隣に座っていた友達も寝そうになっている・・・。一応最後まで聞いては見たけれど、うーん。というわけで会議部分は省略。

また食べ物の話です。夜はシーフードを求めて、Fisherman's Wharfへ。ここは漁港を中心とした観光スポットになっています。露店で丸いパンを器にしたクラムチャウダー、ロブスタースープ、シーフードミックスフライをゲット。中々おいしかったです。期待ほどではなかったにしろ、Ithacaじゃシーフード自体ほとんど食べることがないので。

その後、Ghirardelli Square まで歩いて移動。Ghirardelli っていうチョコレートメーカーにちなんで?作られたレストラン&ショップ街となっています。6人でここの有名なアイスクリーム屋に入り、名物の(うーん名前忘れた)巨大アイスをオーダー。写真が無いのが残念だけれど、アイスとフルーツと生クリームのお化けって感じでした。これも美味。

締めくくりにBarで一杯飲んでからホテルに帰還。遊んでばっかりだ・・・。

San Francisco 3月19日(土)

San Francisco&Los Angelesに行って来ました。遅くなったけれど、少しずつ記録をUpして行こうと思います。

3月19日(金)
旅の主な目的は、San Franciscoで行われたAmerican Planning Association (APA)の学会に参加すること。うちの学校からは学生が16人行くことになりました。とはいえ16人が一緒に行動するわけではなく、各自で勝手に行くわけです。
ということで仲の良いLaiとJuneと3人で、San Franciscoに行った後、LAにも寄ろうということになり、Syracuse→San Francisco→LA→Syracuseの航空券を手配しました。
IthacaからSyracuse空港は車で一時間の距離。公共交通は無し。どこからかLaiがSyracuseまで車で行く人を見つけて、そこに乗せてもらうことに。お互い全く面識は無いけれど、同じ学生同士ということでRideをShareすることは、結構みんなやっています。リムジンサービスだと一人60ドル近く取られるところを15ドルで乗せてもらいました。

Syracuseを16時ごろ出発、Chicago経由でSanFranciscoに着いたのは夜の10時半。空港で出迎えてくれたJuneのBoyfriend、Glennの車に乗ること約30分、San Francisco市内に到着しました。最初の感想はやっぱり「暖かい!」でした。先に到着していたBethたちと合流して、Barへ移動。Ithacaではアリエナイお洒落なお店で乾杯しました。ちなみにJune, Glenn, BethはみんなU.C.Berkeley出身。彼らの学部時代の友達も合流して楽しい夜を過ごしました(BerkeleyはSan Franciscoのすぐ隣です)。とはいえ、長旅の疲労+時差のため、1時くらいには宿に入って就寝・・・

2005/03/11

タイトル変更

タイトル部分に画像を入れて、ついでにタイトルそのものも変えてみました。ちょっと気分転換。

Logbookには航海日誌という意味があります。人生という大海を彷徨いつつ、何かを捜し求めて進んでいく。よい風に恵まれることもあれば、大波がやってくることもある。そんな人生の記録誌という意味で名付けました。

というのは後付けで、ホントは単純に海に関連したよい言葉は無いかなぁって考えて、ふと思い浮かんだのが航海日誌。なんかうまい具合に当てはまって、いい感じ。というわけです。前のタイトルの「つれづれ」って言葉はあんま好きじゃなかったし。

最近は夏のインターンシップ探しのためのResume(履歴書)作りで忙しかったです。英語版を作るのは実はこれが初めて。フォーマットは自由で、基本的に学歴と職歴を書いていくわけですが、日本のように○○年□□大学卒業とだけ書くのではなく、そこでどんなことを成し遂げたかも書くわけです。履歴書に自己PRを加えた感じですかね。自分で作ったものを学生サービスセンターで何度か添削してもらいながら完成。てか、なんで日本の履歴書は写真を貼るんだろう?要らなくない??

2005/03/06

日記

3月19日から27日までの一週間はSpring Break。春学期の真ん中の休暇です。この期間にSan FranciscoでAmerican Planning Association (APA)が会合、というかイベントをやります。学会っていうんですかね。たぶん。ちなみに修士一年生は年会費無料!と言うことで僕はAPAの会員になっています。別に発表なんぞするわけではないのですが、見学に行きたければ学校が旅費などの補助金を出してくれるということで「勉強のため」に行くことにしました。本音は暖かい西海岸に遊びに行ってみたい!といったところですけど。SFに4日間、ついでにLos Angelesに寄って3日ほど過ごす予定になりました。うーん、楽しみ。LAには高校時代(以来会っていない)の友達が留学しているので、もしかしたら会えるかも。

今日は修士二年生のManuelが研究発表をするということで、昼過ぎから学校へ。それを見たあとに、SFへ一緒に行く友人達と旅程を決めて飛行機を予約。そのうちの一人Laiが元カノに贈るプレゼントを買いたいというので、付き合ってMallへ。夕方から、大学の日本人会が文化紹介を主題にしたShowをやるというので、見に行きました。空手の演舞やら桃太郎のパロディ劇、あとはクイズミリオネアとか。なかなか面白かったけれど、8時からBethがお隣の大学Ithaca Collegeでクラシックのコンサートをやるというので、Japanese Partyは早退。学生のコンサートというので如何ほどの物かと、あまり期待せず(知らず)に行ってみると、なんと総勢80人超のフルオーケストラ。会場も立派でパイプオルガン付きのコンサートホールでした。久しぶりの生音楽を堪能して、帰宅したのは10時過ぎ。ところで上述のLaiが住んでいる新築アパートには専用ジムがあります。流れで、同じ寮に住むJuneとそこへ行くことに。夜の11時から筋トレやらランニングで汗を流した後、勉強の話やら、みなさんの浮いた話などに花を咲かせていると、時計は既に1時すぎ。

そして今、帰宅してこれを書いてます。うーん、今日は盛りだくさんだったな。でも全く勉強していない・・・。ま、たまにはこういう日もアリということで、明日からまた頑張りまする。