ホワイトバンド
ちょっと前に色々な議論を巻き起こしたホワイトバンド(手に白い物を巻いて貧困に立ち向かう意思を表示しようというムーブメントです)。僕は基本的に賛成派ですが、買ってはいませんでした。で、突然ですがオリジナルのホワイトバンドを作っちゃいました。これ↓です。
今回お世話になったのは革職人のファリルーさん(写真)。僕の宿のすぐ近くにアトリエ兼ショップ(写真)を構えていて、スーパーへ買い物に行く途中などによく立ち寄って見学&世間話させてもらってます。彼は靴、カバン、財布など色々な革製品(写真)を作っていて、前々から何か作ってもらおうかなーと考えていたのですが、ふと「革製のホワイトバンドってよくない?」と思いついたわけです。以下、その工程を写真付きでご紹介。
まずは使用する革を選択。今回はホワイトバンドなので白の牛皮。その下にあるのはヘビの皮です。イグアナなんてのもありました。
工程1 僕の腕に合わせた型紙作り。
工程2 腕輪の芯になる、ちょっと固めの革を裁断。
工程3 それを2重に貼り合わせます。
工程4 表面に使用する白い革を裁断。裏表、2枚必要です。
工程5 表側の革がキレイに貼れるように端の部分を削いでいきます。
工程6 貼り合わせ。
工程7 槌で軽く叩いて、
工程8 ヘラを使ってピシッと貼り合わせます。
工程9 カッティング。
工程10 止め具を付けます。
工程11 ベルト穴?を開けて・・
完成!!
こうして世界に一つしかないオリジナルのレザーホワイトバンドが出来上がりました。所要時間は小1時間。想像以上の出来映えです。気になるお値段ですが、ファリルーが「友達のためだからいくらでも良い。好きなだけ払ってくれ」って言うので、ちょっと困ったけど3000フランお支払いしました。日本円にして600円。日本で売ってるゴム製ホワイトバンドのちょうど2倍ですね。
お洒落でオリジナル、かつセネガル経済にダイレクトに貢献できるホワイトバンド。お一ついかがですか?日本へのお届けは年末になります(笑)