Journal Senegalaise
ようやくネットに繋がったのでこれまでの日記をアップします。
長いので、お暇なときにどうぞ。
一日目
太平洋と大西洋を越えてDakar空港へ到着。どちらかというとセネガル行きに不安を覚えているせいか、時間が経つのが妙に早く感じられた。あたりはまだ暗い。空港で所定の用紙に必要事項を記入して入国審査官に渡したところ、滞在先のホテルが決まっていなかったため、連れの人を連れてくるようにいわれる。先に荷物検査を通って外へ。薄暗がりの中でDr. Syが来てくれていなかったらどうしようとかなり不安になったが、いた。本当にホッとした。Dr.SYが入国審査官に事情を説明すると一応納得してパスポートを返してくれた。一瞬、ワイロを要求されるのでは心配したが無用だった。
Dr.Syの車で彼の家へ。途中、物乞いの少年たちが走っているのをみた。ドクターの説明によると、彼らを組織して金を巻き上げている連中がいるらしい。道路の舗装はしっかりして、去年行ったギニアとは大違いである。Dr.Syの家は豪邸だった。きれいなビーチに面している2階建ての建物でまだか
なり新しい。この家に落ち着くのは大分久しぶりらしく家具はまだアメリカから運送中とのこと。そこで朝ごはんをご馳走になる。コーンフレークとパン、チーズとコーヒー。ミルクは缶入りの濃縮タイプだった。朝食をとりながら今後の説明を受けた。
まず最初は家を決めることだ。ダカール大学のゲストハウスがオススメということで9時ごろにそこへ向かった。大学からはちょっと離れたところにあるゲストハウスは新しいつくりで結構きれいだ。一階にはインターネットカフェもある。5階のStudioが気にいり、ここに決めた。眺めは抜群、キッチン&バス
ルーム付き。が、日中は水が出ないことが判明。それくらい別にいいかな、とも思ったけど使ってみるとかなり不便だ。水のでる下の階の部屋は週末にならないと空かないらしいのでそれまでは、この部屋で暮らすことにした。
その後事務所スタッフのRobertに連れられて両替に行く。銀行によってレートはマチマチで最初の銀行は1ドル480フランCFAとかなり悪い。結局、「町金」のようなところで550フランで替えてもらった。1000ドル分両替したから最初のところと比べたら70000フランも違う。大体5で割ると日本円になるので、約1万4千円の差だ。これはでかい。
次に携帯を買うことに。Robertの知り合いの店に行って中古携帯を28000フランで購入。液晶は白黒表示で日本だったらタダでも売れない代物だが仕方ない。ちなみにこの店、店とはいってもかなり汚い闇市場のような場所だ。日本とは違い、携帯本体とそのサービスは別売りである。サービスの方も街中のインフォーマル業者から買った。通常よりも1000フラン高いが、パスポートをコピーしたり、住所を書いたりと言った面倒なことをしないで済む分よい。ちなみに売る側は4?5人でこの携帯の登録作業を進めていた。全部終わった後に報酬の1000フランをどのように配分するかでもめていた模様。
アジア料理屋で昼食を取ったあとにScoreというスーパーへ。輸入物ばかり置いてある店で、中はフランスのスーパーそのもの。野菜も新鮮なものが沢山おいてある。ねぎや白菜もあったし、そのうち自炊しようと思った。この日はとりあえずパンと牛乳、バターやハムなど簡単な朝食を食べれるだけのもの購入。
宿に帰ってからは先ず蚊帳をセットした。窓枠や家具などに適当に紐でつなげた。蚊はまだ見てないけど、これで一安心である。近くのレストランに出向いてハンバーガーを購入。可もなく不可もなくといっ た味。今日は一日中歩き回ってヘトヘトだったので夜は爆睡だった。
2日目。
今日は休養。ほとんど寝てすごした。昨日買ったパンと牛乳の朝ごはんを食べてから宿のネットカフェでメールチェック。一応日本語も表示された。軽い頭痛に悩まされながらも荷物を整理した。日本から手首にはめる蚊よけのリングを持ってきたはずが、無い。しょっく。蚊よけグッズは他にもあるからいいのだが。
が、しかし。夕方、一階でメールチェックをしてたら、蚊に刺された。しかも4箇所。しまった。とはいえどうしようもない。刺されたから自動的に感染するわけでもない。まず、蚊がハマダラ蚊であった。その蚊がマラリアを持っていた。そのマラリアが感染した。この3つの条件を満たさなければならない。
ギニアでも数回刺された経験があるが、大丈夫だったもよう。とりあえず薬を飲んでおくしかない。
3日目
今日は初出勤の日。朝はRobertが迎えに来てくれた。オフィスへはタクシーで10分くらい。事務所は結構広くてきれいなところだ。冷房もついてるし。今日は特にやることも無いので、セネガルのPRSP(貧困削減戦略ペーパー)を読んでいた。
昼食はRobertと地元の食堂へ。ギニアでも食べたことのあるセネガル料理。味は悪くは無いが、お腹はあまり沢山食べるなと言っている気がしたので少しだけにしておいた。まあ、そのうち慣れるだろう。ちなみに今日の昼食は140円でした。ちなみに昼食の間、店で流れていたラジオで事務所所長のDr.Syが政治の解説者として喋っていた。
夕方宿に帰って、晩御飯を食べた。1食2500フランで食べられる。今日の献立は牛肉の串焼きとフライドポテト。とサラダ。セネガルの水道水は衛生状態があまり良くないため、絶対に飲むべきではない。その水道水で洗ったサラダもしかり。でも、食べたい。と思い少しだけ食べてみることにした。冒険。まあ、少しずつ腹を慣らしていくべきだろう。
4日目(今日)
前に書いたが、この宿、水が出るのが夜の12時過ぎから朝の5時くらいまで。というわけで、朝の4時くらいに起きてシャワーを浴びた。お湯も豊富に出るのでかなり心地よい。そしてまた寝た。
7時に起きてパンと牛乳の朝食を摂る。トイレに行ったら意外と快便。一安心である。そして今日は初、一人でタクシーを拾ってオフィスへ。こちらのタクシー、メーターが無いため、料金は乗る前に交渉することになる。当然、外国人とみるや、ふっかけてくる。が、今朝は意外とすんなり相場(750フラン)
まで引き下げることができた。
これからDr.Syとリサーチの手法、方向性について協議する予定。彼は本当に顔が広いのでとっても頼りになりそうだ。
長いので、お暇なときにどうぞ。
一日目
太平洋と大西洋を越えてDakar空港へ到着。どちらかというとセネガル行きに不安を覚えているせいか、時間が経つのが妙に早く感じられた。あたりはまだ暗い。空港で所定の用紙に必要事項を記入して入国審査官に渡したところ、滞在先のホテルが決まっていなかったため、連れの人を連れてくるようにいわれる。先に荷物検査を通って外へ。薄暗がりの中でDr. Syが来てくれていなかったらどうしようとかなり不安になったが、いた。本当にホッとした。Dr.SYが入国審査官に事情を説明すると一応納得してパスポートを返してくれた。一瞬、ワイロを要求されるのでは心配したが無用だった。
Dr.Syの車で彼の家へ。途中、物乞いの少年たちが走っているのをみた。ドクターの説明によると、彼らを組織して金を巻き上げている連中がいるらしい。道路の舗装はしっかりして、去年行ったギニアとは大違いである。Dr.Syの家は豪邸だった。きれいなビーチに面している2階建ての建物でまだか
なり新しい。この家に落ち着くのは大分久しぶりらしく家具はまだアメリカから運送中とのこと。そこで朝ごはんをご馳走になる。コーンフレークとパン、チーズとコーヒー。ミルクは缶入りの濃縮タイプだった。朝食をとりながら今後の説明を受けた。
まず最初は家を決めることだ。ダカール大学のゲストハウスがオススメということで9時ごろにそこへ向かった。大学からはちょっと離れたところにあるゲストハウスは新しいつくりで結構きれいだ。一階にはインターネットカフェもある。5階のStudioが気にいり、ここに決めた。眺めは抜群、キッチン&バス
ルーム付き。が、日中は水が出ないことが判明。それくらい別にいいかな、とも思ったけど使ってみるとかなり不便だ。水のでる下の階の部屋は週末にならないと空かないらしいのでそれまでは、この部屋で暮らすことにした。
その後事務所スタッフのRobertに連れられて両替に行く。銀行によってレートはマチマチで最初の銀行は1ドル480フランCFAとかなり悪い。結局、「町金」のようなところで550フランで替えてもらった。1000ドル分両替したから最初のところと比べたら70000フランも違う。大体5で割ると日本円になるので、約1万4千円の差だ。これはでかい。
次に携帯を買うことに。Robertの知り合いの店に行って中古携帯を28000フランで購入。液晶は白黒表示で日本だったらタダでも売れない代物だが仕方ない。ちなみにこの店、店とはいってもかなり汚い闇市場のような場所だ。日本とは違い、携帯本体とそのサービスは別売りである。サービスの方も街中のインフォーマル業者から買った。通常よりも1000フラン高いが、パスポートをコピーしたり、住所を書いたりと言った面倒なことをしないで済む分よい。ちなみに売る側は4?5人でこの携帯の登録作業を進めていた。全部終わった後に報酬の1000フランをどのように配分するかでもめていた模様。
アジア料理屋で昼食を取ったあとにScoreというスーパーへ。輸入物ばかり置いてある店で、中はフランスのスーパーそのもの。野菜も新鮮なものが沢山おいてある。ねぎや白菜もあったし、そのうち自炊しようと思った。この日はとりあえずパンと牛乳、バターやハムなど簡単な朝食を食べれるだけのもの購入。
宿に帰ってからは先ず蚊帳をセットした。窓枠や家具などに適当に紐でつなげた。蚊はまだ見てないけど、これで一安心である。近くのレストランに出向いてハンバーガーを購入。可もなく不可もなくといっ た味。今日は一日中歩き回ってヘトヘトだったので夜は爆睡だった。
2日目。
今日は休養。ほとんど寝てすごした。昨日買ったパンと牛乳の朝ごはんを食べてから宿のネットカフェでメールチェック。一応日本語も表示された。軽い頭痛に悩まされながらも荷物を整理した。日本から手首にはめる蚊よけのリングを持ってきたはずが、無い。しょっく。蚊よけグッズは他にもあるからいいのだが。
が、しかし。夕方、一階でメールチェックをしてたら、蚊に刺された。しかも4箇所。しまった。とはいえどうしようもない。刺されたから自動的に感染するわけでもない。まず、蚊がハマダラ蚊であった。その蚊がマラリアを持っていた。そのマラリアが感染した。この3つの条件を満たさなければならない。
ギニアでも数回刺された経験があるが、大丈夫だったもよう。とりあえず薬を飲んでおくしかない。
3日目
今日は初出勤の日。朝はRobertが迎えに来てくれた。オフィスへはタクシーで10分くらい。事務所は結構広くてきれいなところだ。冷房もついてるし。今日は特にやることも無いので、セネガルのPRSP(貧困削減戦略ペーパー)を読んでいた。
昼食はRobertと地元の食堂へ。ギニアでも食べたことのあるセネガル料理。味は悪くは無いが、お腹はあまり沢山食べるなと言っている気がしたので少しだけにしておいた。まあ、そのうち慣れるだろう。ちなみに今日の昼食は140円でした。ちなみに昼食の間、店で流れていたラジオで事務所所長のDr.Syが政治の解説者として喋っていた。
夕方宿に帰って、晩御飯を食べた。1食2500フランで食べられる。今日の献立は牛肉の串焼きとフライドポテト。とサラダ。セネガルの水道水は衛生状態があまり良くないため、絶対に飲むべきではない。その水道水で洗ったサラダもしかり。でも、食べたい。と思い少しだけ食べてみることにした。冒険。まあ、少しずつ腹を慣らしていくべきだろう。
4日目(今日)
前に書いたが、この宿、水が出るのが夜の12時過ぎから朝の5時くらいまで。というわけで、朝の4時くらいに起きてシャワーを浴びた。お湯も豊富に出るのでかなり心地よい。そしてまた寝た。
7時に起きてパンと牛乳の朝食を摂る。トイレに行ったら意外と快便。一安心である。そして今日は初、一人でタクシーを拾ってオフィスへ。こちらのタクシー、メーターが無いため、料金は乗る前に交渉することになる。当然、外国人とみるや、ふっかけてくる。が、今朝は意外とすんなり相場(750フラン)
まで引き下げることができた。
これからDr.Syとリサーチの手法、方向性について協議する予定。彼は本当に顔が広いのでとっても頼りになりそうだ。